ナンピン買いとは?その詳細と株式投資における重要性について

ナンピン買いとは?その詳細と株式投資における重要性について

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こんにちは!ミナティーでーす!今回はナンピン買いの必要性について書かせていただきます!そもそも初心者の方とかは、買う時にどのように買っていますかね?例えば、全資金を使ってある値段帯で買えるだけ買うだったり、少しずつ買い増ししていくだったりと色々あると思います。今回は買い方の手段の一つであるナンピン買いについて見ていき、その重要性を理解していこうという記事です。ナンピン買いもどのスタイルでも有用性があるので、確認しておきたい買い方です!是非、この機会に確認してトレードに活かしていきましょう!

ナンピン買いとはズバリ値段が下がっている時にさらに買い増していくというやり方です!

ナンピン買いとは上の文章の通りに、値段が下がっていく中でさらに買い増しをしていく買い方です。特に株を始めたばかりの人には一見文字だけ見ると意味不明ですよね。下がっているのにどうしてさらに買っていくのか疑問が生まれたと思います。その疑問をこれから解消していきます!

ナンピンを具体的に見ていこう!

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まず、具体的にナンピン買いがどういったものかを見ていきましょう!ナンピン買いの中にも実は色々やり方がありますが、基本的なナンピン買いをまずは見ていきましょう!例えば、あなたが買った時に株価が700円だったとします。全資産の半分で700円の株を300株を買い、そして買った後に株価が下がっていき、600円まで落ちました。そこで残りの半分の資産全部を使って600円の株を300株買うナンピンをします。ナンピン買いをした事であなたが持っている株の買った時の値段の平均が(700×300+600×300)÷600=650で、買った時の株価が平均で650円になります。つまり、株価が650円まで戻れば、手数料を抜けばプラスマイナスゼロになるという仕組みです。つまり、ナンピン買いは買った時の株価の平均を下げる行為であると言えます!

ナンピン買いの基本的な方針は反発を狙っていく事にある!

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まず、ナンピン買いをする人の狙いとしては、株価の反発を狙っていくという事です。上の写真のような鍋底のチャートの中で利益を取っていく形、または下がっている中で一時的に反発するタイミングを狙うやり方です。反発するのがわかっているが、なかなかどこで反発するのかわからない時に使っていくやり方です。株をやっていると本当にわかると思いますが、自分の買いたいポイントにいい感じで株価が下がっていてもなかなか怖くて買えません。それで結局チャンスを逃すなんて事があると思います。こういった時にナンピン買いを意識したトレードで回避できます。ナンピン買いを意識する事で、最初にとりあえず、打診買いでエントリーして上がったらさらに買い増ししていけばいいし、下がった場合はナンピンしていき反発するまで待てるという事です。ナンピンできないと負けやすくなる事を詳しく見ていきます!

ロスカットナンピン買いしないと早くなり、掴める利益が掴めない!

ナンピンしないとロスカットが早くなってしまいます。先ほどの例も参考に見ていきましょう!ナンピンせず、700円で600株買った場合には反発して利益が手数料を抜いて±0になるのは700円に戻った時であり、なかなかキツイ事がわかる。大半のデイトレーダーロスカットするだろう。しかし、ナンピン買いを行う事で買った株価の平均を下げる事ができ、最終的には損切りのラインを下がる事になり、反発するポイントまで待て事になる。このようにナンピンする事でロスカットのラインが下がり、しっかりと狙った反発が取りやすくなるという事です!

ナンピンのデメリット① 利益が小さくなりやすい事である。

確かにナンピン買いをする事で株価が下がった時のロスカットのラインを下げる事はできるが、利益は小さくなる。というのも、ナンピンする時にはナンピンする余力を残していく必要がある。なので、そのまま一気のその値段帯で反発した時に利益が小さくなります。先ほどの具体例を通してまた見ていきましょう!

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ナンピンを意識すると余力を残してトレードするので必然的に700円で買う株の数が少なくなります。そして、案の定上がるとさらに750円で買い増して結果的に800円で売りました。そうすると利益は手数料を抜いて(800-700)×300と(800-750)×300を足した45000円が利益になります!では、次にナンピンを意識しない場合も見ていく。

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ナンピンを意識しないと700円で全資金を持って買う事になったとしたら、600株買える。そして800円で売った場合に利益は(800-700)×600で60000円になる。ここから見てもわかる通りナンピンを意識すると自分で上がると思ったタイミングで実際に上がった場合の利益が下がってしまう場合があるという事です。

ナンピンのデメリット② 反発しなかったら損失が多くなるということです。

よく言われているデメリットはこれです。結局ナンピンしても株価が最終的に反発しなかったら大きな損失を出すことになってしまいます!だから、ナンピン買いを勧める人としない人でかなり意見が分かれます。個人的には絶対必要であると考えています。なぜなら、自分は何回も今のナンピンしてたら勝てたなと思うシーンが何回も見たからです。

ナンピン買いは反発しそうだけど、少し怖い時には本当に使える買い方です!

やはり、先ほども申し上げた通り、ナンピンしてたら勝てる相場がこれからたくさんあります。そういったチャンスを逃すのはもったいないし、ナンピンはリスクが高いように見えるが、むしろリスクを下げているやり方と言える。なので、みなさんも今回学んだナンピンを活かしてもらって取れるところを取っていけたらいいなと思います!さらに次の「株の買い方で勝率が変わる!?株の買い方の種類をみていこう!」で完結になります!そちらでは先ほども申し上げたナンピンのいくつかのやり方だったり、他のやり方も紹介してます!その記事を読めば、あなたはもう買い方で簡単に勝率が上げられるようになっているでしょう!是非、そちらも見てください!

 

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