アイスバーグ注文の詳細とその見極め方！(デイトレーダー必見！)
アイスバーグ注文の詳細とその見極め方！(デイトレーダー必見！)
機関投資家が銘柄を買う時に行う一つの手段がアイスバーグ注文です！
まず、今回はアイスバーグ注文の詳細、見極め方について書かせていただきますが、そもそもアイスバーグ注文ってご存知ですか？アイスバーグ注文とは大きい注文を小分けにして注文する形の注文方式です。氷山の一角ということわざがあるように気配値を見るとそんなに買い注文がないように見えるが、それは注文の一部であり、何回もその値段帯に買いの注文が入っている。例としては、例えばある投資家が1万株買うとする時に、100株を100回に分けて買うということである。これで少しわからなかった方はこちらのサイトにより詳しく図で説明しているのでそちらも参考にするといいと思います！
アイスバーグ注文のわかりやすい記事を見たい方はこちらをクリック！
どうして機関はそのような注文の仕方を取るのか？
今アイスバーグ注文についてわかったあなたはどうして機関投資家はわざわざ小分けにして注文を出すだろうと思ったはずです。理由は実にシンプルで２つあります。一つは自分の欲しい指値で買うためである。例えば、多くの個人投資家は自分で何かしらの銘柄の株を買う時に、自分の買いたい値段の下に厚い板があると買いますよね。それが重なっていき値段が上がってしまう。そうなると機関投資家は自分が欲しい値段で欲しい株数を買えなくなってしまいます。だから、板の上で買い注文の数をバレないようにアイスバーグ注文を行います。もう一つの理由も同じ感じではありますが、自分の手口をバラさないためであります。大きい注文を出すと自分の思惑が丸見えです。だから、小分けにして個人投資家のふりをします。この二つの理由から機関投資家はアイスバーグ注文を行います。
アイスバーグを見極められたらチャンスな理由
アイスバーグ注文もわかったし、どうして機関投資家がそれをやるかもわかった。ただ、それをわかったら何のメリットがあるんだと思う方もいると思います。理由はシンプルです。そのアイスバーグ注文をした機関投資家が株価を上げてくれるからです。機関投資家は自分の仕込みが終わったらアップトレンドを自ら作り上げます。そして、個人投資家がそのアップトレンドに乗り、さらに勢いがついたところで売って利益を出していくのです。この流れに乗れれば、勝つことができるということです。アイスバーグ注文を行う人は必ず相場を作り上げるほどの資金を持っている人である。その人の流れに乗ることが成功の近道である。
どうやって見極めるのか？
これが一番悩ましい問題ですね。やはり、頑張っていろいろなサイトでアイスバーグ注文の見極め方とか探してもなかなか答えが出てこないって方も多いのではないでしょうか！？私も結構色々最初に探しましたが、出てきませんでした。ただ、自分なりに見極める方法が見つかったので今回はこれを紹介していきたいと思います！
アイスバーグ注文の見極め方
まず、絶対に必要になるのは歩み値です。歩み値では約定した出来高を見ることができ、隠された注文も見ることができます。これを使わないと絶対にわかりません。見極め方はある値段で気配値で300株とかしかなく、売りが強そうなのにもかかわらず、急にしばらくの間止まり、歩み値で300株とかの注文がバンバン出ているところはアイスバーグ注文の可能性が高いです。機関はその値段帯でかなり買いたいために既に買った株でさらに売り板を強めて、自分で買いたいところで買います。なので、そこの板だけで見ると一見売り板に見えるがそれは機関投資家の方が自分で作り出したものであり、自分の欲しいところで買いを入れる事ができたら、その流れを自分の手で変える。そうして、アップトレンドを作り、ゆっくりと仕込んだものを利確していくのです。この流れの中で動いています。
まとめ→売り板が強く、ある値段の気配値も悪く下がっていきそうなのにも関わら ず、ある値段帯から全然落ちず、その値段帯での歩み値を見るとどんどん買いが増えているところを狙っていくのです。
まとめとしては、こんな感じですね。まあただ、本当になかなか見つけようと思って見つけるのは難しいです。なので、たまたま見ていた時にアイスバーグを見つけられたら入っていく形でいいと思います！
アイスバーグ注文を見極められたら、、、、
なんとなくアイスバーグだなとわかったらとりあえず打診で買っておきましょう！万が一違った場合もあるので、軽く余力を残しながらトレードするのが理想である。特に見つけられても売り板が強く感じてなかなか怖くてエントリーしづらいので難しいが、とりあえず打診ぐらいなら入りやすいし、買い増しもできるのでこういったスタイルがいいかなと思います！
最後に、、、、、
今回はアイスバーグ注文の詳細、見極め方について書かせていただきました！実際にアイスバーグだってわかる事は少ないですが、それっぽいのは目にする事がこれからあると思います。そういう時には打診買いから少しずつ買い増ししていく形で攻めればいいと思います！今回の記事でアイスバーグ注文について理解してもらえたら嬉しいです！
